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ヤナセ君

今朝のcafé中寿美。

午前10時の気温、1℃。

 

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もう白い季節の到来です。

今週は毎日のように、雪がちらつく、降る、すごく降る、そして積もる、という感じでした。

いよいよ除雪機の出番も間近。

 

そして、café中寿美に新たな除雪機がやってきました!

それは、『ヤナセ君』16馬力。

もちろん、中古です。

 

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café中寿美の歴代除雪機(コバシ20馬力・フジイ9馬力・クボタ7馬力・ワドー9馬力)の中で、なんだか一番有能そうです!

馬力や大きさ自体は、2段ロータリーだった初代のコバシ君の方があったのですが、機械音痴の店長には手に負えず、有効にその能力を引き出すことができないまま、8年前に中寿美を去っていきました(詳しくはコチラ→2011年10月11日のブログ)。

以来、フジイ君、チビタ(クボタ)、ワドー君と続き、そしてヤナセ君です。

 

錆びていた体を、夫に綺麗に塗装し直してもらったヤナセ君、中古なのにピッカピカです。

メンテナンスを終えて美しく佇むヤナセ君の後ろで、くたびれ感満載で並ぶ古株の除雪機たち。

 

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左:チビタ、中:ワドー君、右:フジイ君。

 

「これまでさんざんお世話になった彼らに、悪い気がしちゃうね……」

 

チーンと控える3台の除雪機を眺めながらつぶやく店長に、夫が言いました。

 

夫:「ああ、フジイ君はもう処分かな。限界です。引退です」

店長:「え! 引退?! 一番使いやすくて好きなのに……。

 引退かあ。じゃあ、フジイ君は小塚崇彦か」

夫:「……は、はい?

   ワドー君はまだまだ働くよ。ちっちゃいけど、パワーあるんだよね」

店長:「ああそれなら、宇野昌磨だね。だから表現力もあるはず」

 

いきなりフィギュアスケート選手に置き換え出す店長。

 

夫:「え、じゃあ、チビタは?」

 

すでに除雪機としての役目を終え、分解されて横たわるチビタ。

 

店長:「チビタはもう引退してるし、織田信成ですかねえ。

 小回りが利いて柔らかい着氷、いい解説者になるね。

 となると、コバシ君は存在感抜群で唯一無二の存在だったから、高橋大輔か。それとも段違いのパワーから考えると伊藤みどり?

 あ! じゃあ、今度の最強ヤナセ君は、やっぱり羽生君?

 いよいよ万能プリンス羽生結弦の登場ですか?」

 

すると夫がすぐに「えー! ヤダ!!」と否定します。

「じゃあ、ヤナセ君はたとえば誰?」と店長が問うと、「アイルトン・セナ!」と嬉しそうに答えるF1好きの夫。

 

いや、ジャンルが違うから。

フィギュアスケーターじゃないし。

そしてもう死んじゃってるし。

 

ヤナセ君、死んでもらっては困るんです。

だけど、伝説のレーサー並みに飛ばしてくれたら嬉しいです。

 

 

 

author:中寿美, category:除雪, 10:59
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久しぶりにフジイ君が

今朝も積もりました、約20cm。

 

 

でも、大丈夫。今朝は夫がいるのです。

よっしゃー、今日は夫と2人がかりで2台の除雪機でバーッと除雪しちゃうもんね。普段の半分の時間でできるんだもんね。余裕!

そう思いながら、昨日も快調に始動した中古除雪機のフジイ君のエンジンキーをひねります。

ところが、フジイ君はうんともすんとも言いません。

 

「フジイ君、エンジンかからない!」

 

焦った店長は、傍で除雪していた夫に伝え、すぐに夫がキーをひねりましたが、依然としてまったく動かないフジイ君。

 

「あれー? これはちょっと原因がわからないな」

 

と言って、夫は何やら物置から取り出してきました。

トンカチです。

トンカチ? トンカチで直るの?

夫不在時には店長一人で対処しなくてはならないため、夫の行動を観察して備えようとする店長。

訝しげに眺めていると、夫は除雪機の中をトンカチでガンガンガン!と叩きます。

夫が叩いている場所を、頭に入れる店長。

その後、再度キーをひねりますが、相変わらずフジイ君は無言。

 

すると、今度はブースターケーブルを取り出して来た夫。

そして、除雪機の中の一部をケーブルのクリップで挟み、もう一方のケーブルが露出した切れ端を、除雪機内の少し離れた場所に伸ばしました。

ふむふむ、どことどこに繋ぐのかな?  私独りの時でも覚えていられるかなあ、と覗き込む店長。

その直後、ケーブルの端が除雪機に触れて、

 

「バチッ!! バチッ!! バチバチーッ!!」

 

という音と共に飛び散る火花。

そして、「ブルル〜ン!」と声を上げるフジイ君。

……。

 

店長:「……あの〜、アタシにコレ、できるのかな……?」

夫:「あ、やる? だったらそれ用に、配線出しておくけど」

 

『いいよいいよ、危ないからキミはそんなことしなくていいんだよ。

 暖かい室内で珈琲でも入れていてくれたまえよ』

なーんてセリフは、絶対に夫の口から出てこないことはわかっているけれど。

 

この荒っぽい処置は、エンジンの電気系統を直結するっていう、よく映画とかで、車盗む時にやっている、アレですよね。

いよいよ店長、そういう事まで自力でやるようになるんでしょうか。

火花、怖いよう。

 

そして、ネットで中古除雪機情報を調べながら、

「この除雪機、フミコさん用にいいと思うんだよね。

 ちょっと古いけど、HSTだし」

なんて言っている夫に言いたくなるのです。

 

「私用の除雪機なんていらない。アタシは素敵なバッグや靴を買って欲しい!」

 

と。

だけどすぐに、「いや、だけど、故障しない新品の除雪機なら、すごく嬉しいかも」なんて思っちゃう。

 

素敵なバッグや靴より、素敵な除雪機を欲する女になってしまった店長。

いやホント、使える除雪機、最強ですから。

 

 

目覚めがやや遅かった今朝のフジイ君。24歳です。

キミが生まれた頃、店長はミニスカートにハイヒールを履いて都心を闊歩していたのだよ。

author:中寿美, category:除雪, 14:07
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実は最年長!
飯綱高原、今朝はうっすら白くなりましたが、まだ積雪していません。
1年前の今日は、エライコトになっていたのに!→2014年12月18日のブログ参照

先日、助っ人さんが購入した中古除雪機WADO君、9馬力。
待機中です。

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うちにはすでに、

・フジイ君(9馬力、推定年齢23歳)
・チビ太(クボタ)(7馬力、推定年齢28歳)

の、2台の中古除雪機があります。
それなのに、さらに9馬力のWADO君を迎えてしまいました。

主力のフジイ君はそろそろガタが来ているので、いざという時、もう1台このサイズの除雪機があれば、それは確かに安心です。
だから店長、購入を賛成しました。

ところが、最近判明したのですが、このWADO君、なんと製造年が昭和61年!
え? え? 
昭和61年っていうと、西暦にすると1986年。今、2015年だから……
ややや?! 29年前!!
もうすぐ2016年だから、WADO君って、実は三十路!
最年長!

23歳のフジイ君のサポートを、30歳のWADO君が?

「人間年齢で考えたら、
 70歳の控えとして、90歳がスタンバイしているようなものじゃない?!」

そう言う店長に、助っ人さんがすかさず言いました。

「大丈夫! 
 にんにく卵黄食べてるムキムキのツヤツヤの90歳だから!」

そうか、それなら、大丈夫そう(なのか?)。
そして、嬉々として休日を整備に費やす助っ人さん。

café中寿美、どんどん古いものが揃っていく気がします。
そして、より古さが増していく。

にんにく卵黄WADO君の働きに、乞うご期待です。
author:中寿美, category:除雪, 09:21
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積雪!&新入除雪機!
またまたやってきました、本格的な積雪。

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お客様の足が遠のきそうな写真なので、ちょっと小さめに。
今朝9時の積雪、約10センチ。
そして、まだまだ積もりそうな勢いです。

朝起きて、窓の外の雪景色を見るなり、

「いやあ、今日はいい一日になりそうだなあDocomo_hart ぇえぇえ〜?Docomo_hart

と、気味の悪いつぶやきをする雪マニアの助っ人さん。
なぜなら、昨夜、café中寿美には新たな除雪機がやってきたのです。

群馬県からやってきた、中古のWADO君。

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でも、中寿美にはすでに、9馬力のフジイ君、7馬力のチビ太、5馬力のチビチビ太の、計3台の除雪機が。
チビチビ太は、最近ご近所さんへのお嫁入りが決まり、近々1台減りますが、それでも2台あるんです。
助っ人さん、また買ってしまいました……。

でも、23歳という高齢にもかかわらず、メインとして5年も頑張ってくれているフジイ君のサポートになるかもしれない。
え? WADO君もフジイ君と同じくらいの歳?
……あー、そうですか……。

製造元は和同産業。
「岩手 花巻」の印字に、遠く離れた見知らぬ土地への憧れを感じます。
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鶴のマークが素敵。
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操作方法は、以前使っていたコバシと似ているらしい。
嫌な予感……(コチラ参照)。

さてさて、新入りのWADO君は中寿美にとって救世主か、それとも刺客か?
店長とWADO君の相性はいかに?!
お楽しみに!


 
author:中寿美, category:除雪, 11:03
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雪……
今年はホントに……
雪が……
多い……。

しかも、中寿美営業日の週末に、間違いなく積雪(ため息)。
12月の上旬からバンバン降っていたから、もう3ヵ月こんな感じ。

明るくなりだした今朝6時の除雪し始め。

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積雪約20センチを2時間かけて除雪して、オープンする10時頃にはまた10センチ。
やりきれない……。除雪も気持ちも。

しかも風か強くて時々すべてが真っ白に。

聞こえるのは、フードに「ババババーッ!」と雪が打ち付ける音のみ。
メガネに雪が積もるので時々指で拭かないと、前が見えません。
メガネにもワイパーが欲しい。
過酷。
小学校のスケートの特訓だって、中学の部活だってこんなに厳しくなかった。

駐車場の雪の壁は、店長の身長を優に超えています。

トオセンボ君もビックリの雪の量。
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ちなみに、トオセンボ君の身長は2メートル(ウソ!)。


そろそろ今シーズンの雪は終わりにしてほしいなあ。
いやまじで。
author:中寿美, category:除雪, 14:42
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除雪道具ラインナップ
ここ数日間、毎日除雪している気がします。
とにかく雪が多い今シーズン。

café中寿美の除雪のエースは、もちろん中古除雪機のフジイ君。
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このところ不具合はまったくないし、最近キャタピラーも新調して足元もバッチリ。
2回使うと10リッターガソリンを食ってしまうという燃費が非常に悪い欠点がありますが、推定年齢22歳という年齢を考えれば仕方ないか。

そして2番手、中古除雪機チビ太。
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現在、ケガにより手術のため休養中です。
こちらも推定年齢27歳を考えれば、故障もやむを得ず。
ケガで今シーズン休養、まさかそのまま引退か?!

先日ご紹介したニューフェイス、中古除雪機チビチビ太は、友人宅にレンタル移籍中。
仙台からやってきたため、友人宅での名前は「ぎゅうタン」に改名とのこと。
がんばれ。

エンジン非搭載のメンバーはこちら。
テラスなどの家周り、屋根から落ちた雪に対しては、もっぱら彼らの出番です。
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雪かきスコップと、スノーダンプ。
緑のスノーダンプは噂の吉鉄。

雪の多い今シーズン、屋根から落ちた大量の雪の処理に、これらのローテク道具が大活躍。
落ちた屋根雪って、普通に積もった雪と違って、ものすごく固くて重いんです。
もうかなりの高さになっているので、雪の上に乗っかって、ひたすら雪の塊を崩し、切り、すくい、遠くへ運ぶ。
金属スコップは、固く凍った雪を砕くのに重宝。
黄色いスコップは、柄が長くて軽いので、雪をすくって遠くへ飛ばすのに最適。
そして、集めた大量の雪を、スノーダンプで何往復もして離れた場所へ運び出す。

屋根雪処理前          屋根雪ならし後      
P1160960.JPG  P1200965.JPG
ちょっと嵩が減ってるのが店長の労働の証。


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腕と背中に、中学の部活以来の疲労感と達成感を感じて、お出かけして帰ってきたら。

外出時               
 
         
帰宅時
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待ってましたとばかりに、屋根雪、落ちてる。

中寿美で使う除雪道具のライナップは以上なのですが、
ご近所さんにはかなりのマニアがいらっしゃいまして、
除雪機は数台、雪かきスコップもあらゆるサイズと形状のものを何本も用意されている方も。
どう考えても個人宅でそんなにたくさん要らないだろう、と思った店長ですが、
最近、店長自身もスコップはサイズを変えてあと2本くらい欲しいなあ、と思うようになってしまいました。
マニアへの道、進みたくない……。

今年は雪が多くて大変です。
でも。
先日、飯山・野沢温泉・新潟津南町・栄村秋山郷へ行ったのですが、さすが豪雪地帯、ものすごい雪の量でした。
そして、降りしきる雪の中、当たり前に除雪作業をする老若男女。
「中寿美の除雪ぐらいでビービー言っちゃいけないなあ」と、つくづく反省した店長です。







 
author:中寿美, category:除雪, 15:36
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フジイ君のスペアキー、現る
先日、中寿美の中古除雪車フジイ君のカギを失くしてしまった記事を書きました(2014年12月13日のブログ)。
そのカギは、まだ雪に埋まったまま、出てきておりません。
でも、意外なところからスペアキーがやってきました。

それは・・・
この子のカギです。



助っ人さんが最近購入した、ジャンク品の中古除雪機。
それについてきたカギが、あら不思議、フジイ君のカギと瓜二つ!
1個のカギで、2つの除雪機動かせちゃう!
……除雪機の世界、テキトーだなあ。


除雪三兄弟。
一番大きいのが、中寿美の中古除雪機、通称フジイ君。9馬力。推定22歳。
真ん中が、助っ人さん所有の中古除雪機、通称チビ太。7馬力。推定27歳。
一番左が、今回やってきた新入り、通称チビチビ太。5馬力。推定30歳。

それにしても、お金を出してわざわざ壊れた動かない除雪機を買う助っ人さんって……。
そして、仮死状態だったチビチビ太、バラバラに分解されて原因を究明されて、わずか半日で見事に蘇生しました!
ゴッドハンドですね。

年代もの中古除雪機が、大・中・小と3台並ぶ店ですが、café中寿美は喫茶店です。
珈琲のおいしい喫茶店です。
くれぐれもお間違えのないように、よろしくお願いいたします。


 
author:中寿美, category:除雪, 15:49
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除雪機CM
店長は、いつもラジオをかけながら店の準備をしています。
今朝、いつものように店で準備をしていたら、ラジオから不思議な夫婦の会話が流れてきました。

 妻: 「ねえ、あなた。雪降ってきたわよ。
     明日早起きして雪かきしなくちゃなんだから、早く寝てよ」
 夫: 「まだいいよぉ」

設定は夫婦なのだけれども、明らかに声はどちらも男性。
微妙に野暮ったいセリフ回しに加えて、雪に備える会話の内容に、店長、それはそれは親近感を覚えました。
手を止めて、すっかりラジオに聞き入ってしまいます。

 妻:  「何のんきなこと言ってるのよ!」
 夫:  「外、見てごらんよ〜」
 妻:  「あ! 除雪機!」
 夫:  「昨日、田中機械さんから買ってきたんだよ」
 妻:  「あなた〜! す・て・き!」

その後、ナレーションで「小布施の田中機械が皆様のお宅に除雪機をお届けします!」的な内容が流れました。

思わず「フッ」と笑ってしまいました。
除雪に悩む地域の皆様の耳に、確実に届くCM。
店長、完全に耳を奪われました。
「あ〜、わかるわかる〜」と共感度MAX。
しかも、小布施の田中機械さんって、中寿美の中古除雪機(通称フジイ君)を買ったお店なんです。
メンテナンスや部品調達などで、大変お世話になっています。
除雪とは無縁の方には、まったく興味のない話題かもしれませんが、店長的には大ヒット。

そろそろ除雪シーズンですね。
昨シーズンの大雪を機に、除雪機購入に踏み切ったご近所さんもいます。
新たな除雪機仲間が増えました。
どこのお宅も、中寿美よりも新しくてハイテクな除雪機なんだけど。
店長、今シーズンも、20年以上落ちフジイ君と一緒に、頑張ります!

 
author:中寿美, category:除雪, 11:26
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変化

このところ春めいた日が続き、雪解けも進んだ飯綱高原ですが、今日は雪が降っています。
除雪シーズンが終わったと喜ぶのは、ちょっと早いでしょうか。

飯綱高原に暮らし始めて7年目。
この間、ご近所さんに言われました。

「そういや、中寿美さん、昔はすごい格好で除雪してたよね」

あー、そうだっけ?
そして、改めて思い出してみると、当時の店長、たしかに驚くべき服装をしていました。

当時の店長の除雪スタイルといえば、
下を向くとずり落ちてくるユルユルの毛糸の帽子。
古いサイズオーバーのユニクロ男物ジャンパー、防水加工・フード無し。
ジーパン。
園芸用ツルツル雨靴。
手にはなんと、ディズニーランドで買った毛糸の手袋。

この出で立ちで、本来はパワフルな20馬力のコバシ除雪機を、プスプスと低スロットルで中途半端に操縦している店長の姿を、ご近所さん達は見ていたわけです。
おそらく、「ありゃ〜ダメだあ〜」なんて言って。
今の店長が、そんな服装で除雪している新参者を見たら、絶対にこう言います。

「アイツ、ナメてる!!」

ずり落ちる帽子で不意に視界が遮られ、防水加工のないジャンパーは、濡れる上に水分を吸って徐々に重くなります。
当然ジーパンは濡れて冷たく、園芸用ツルツル雨靴は防寒仕様ではないため、丈が短く雪が入る。
さらに、すぐに寒さでパックリ割れて、雪上では滑るのなんの。
極めつけはミッキーの手袋!
毛糸のため雪がもっさりくっついて、自由に指が動かなくなります。

濡れる、寒い、という不快感以前に、除雪機を扱うのに危険なのだ。
きっと、除雪機を使うなんて、自分の仕事じゃないと思っていたんですね。
間に合わせの支度で、テキトーに取り組んでいました。

それが、数年後の現在、すっかり作業着が変わりました。
ゴムがしっかりした帽子をかぶり、
フード付き、防水加工のスキーウェアの上下を着て、
防水保温手袋着用の上、丈の長い防寒長靴を履いて、雪上で走っても滑らない。
身支度が整うと、身のこなしだって軽くなり、やる気も変わってきます。


中年にもなりますと、できなくなることが増えていき、「もう若くはない」ということを受け入れるのに一苦労です。
10代、20代のように、成長や進歩を実感する機会は、なかなかありません。

でも、ちょっと前の自分を思い出して、その頃よりもできるようになったこと、そして、受け入れられるようになったことに気づくと、なんとなくホッとするものです。
「できるようになったこと」と、「できなくなったことを認めること」と、両方必要になります。

意識していなくても、すぐにはわからなくても、日々の生活は確実に何かを変えていきます。

山の暮らし方を何も知らなかった店長は、今でもご近所さんたちから教えてもらうことばかり。
除雪機の扱い方も、作業着の選び方も、みんな近所の先輩方から教わりました。

自分でもすっかり忘れていた当時の服装を指摘され、「あの頃よりも多少マトモになったね」ということを、また教えてくれたのも、ご近所の先輩なのでした。


春はすぐそこ♪






author:中寿美, category:除雪, 10:30
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レ・ミゼラブル除雪

積もりました。
積雪約20センチ。
で、さらに降り続いています。



今朝は真っ暗な朝5時半から、雪かきスコップでの手動除雪開始。
「日の出前の方が雪が軽くて楽なんだよ!!」と助っ人さん。

中古除雪機フジイ君はメンテナンスを終えていたので、いつでも出動可能でしたが、やっぱりできるかぎり機械を使いたくない店長。
日頃の運動不足解消も兼ねて、一人で1時間半、みっちり手で除雪しましたー。

真っ暗な中、降り続く雪の中で一人肉体労働をしていると、意味もなく妄想がふくらみます。
苦役に耐える服役中のジャンヴァルジャンになったような気持ちになる店長。
せっせと除雪する店長の頭にも、除雪を終えた場所にも、容赦なくしんしんと降り積もる雪は、きっとジャヴェール警部だ。
明るくなって7時になると、ご近所の小学生たちが通ります。
常連様でもある女の子を乗せた車がスピードを緩め、助手席の女の子が店長にブンブンと手を振ってくれました。
「コゼットだわ〜」と思いながら笑顔で手を振り返す店長。

7時半に除雪を終えて、自分のために入れた珈琲がおいしいこと!
この珈琲は、銀の食器を与えたミリエル司教かも。



今日もはりきって、おいしい珈琲を皆さまに。



今シーズンはじめての除雪車も出動中です。

author:中寿美, category:除雪, 09:31
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