- Nの指摘
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2017.07.01 Saturday
懐かしい人との再会が、立て続けに起こっている店長のここ2ヵ月ほど。
少し前に、幼馴染のことをブログに書きましたが、その彼が、中寿美にご来店してくれて、20数年ぶりに再会しました。ありがとう。
その直後、やはり同じ高校の同じ学年だった男の子(といっても現在は40代ですが)も、中寿美に来てくれました。ありがとう。
そんな話を友人Nに電話でした時のこと。
店長:「幼馴染はさすがにすぐわかったんだけど、高校の同学年の彼の方は、
クラスも部活も講座も違ったから全然わかんなくて」
友人N:「向こうは知ってて来るから、わかるんだろうけど」
店長:「そうそう。だけど、男の人ってあまり年取らないね。
なんか、2人とも若かったよ」
友人N:「きっと向こうは、『村上さん、年取ったなあ』って思ったね!」
店長:「う、うんまあ、残念ながら、そうだね。
だけどさ、私だって高校の頃は、
ミニスカート履いてポニーテールなんかしちゃって、
そこそこ可愛いいつもりでいたんだけど」
友人N:「ああ、じゃあ、
『村上さん、可愛かったのになあ』って思って帰ったね」
く、悔しいけど、反論できない……。
さらに、大学時代に家庭教師をした時の、教え子と再会した時のことを、友人Nに話した時のこと。
店長:「その子、もうすごくキレイになってて、
懐かしいのと嬉しいのも加わって、
『美人さんだ〜。ホント綺麗になって〜』って何回も言っちゃって。
私、完全に、おばちゃん状態」
友人N:「で、その教え子は、
『村上先生は、汚くなりましたね』って言わなかった?!」
……言わない!
思ったとしても、いい子だから言わないよ。
そして、4歳から知っている近所の男の子が、今は中学生になっていて、先日、数年ぶりに話をしました。
しっかりとした挨拶ができて、きちんと話をして、身長も店長とピッタリ同じになったその男の子に、店長すっかり感激。
その出来事も、電話で友人Nに報告しました。
店長:「もうすっかり大きくなって、しかもちゃんとした中学生に成長してて、
あまりに感動して可愛くて、思わず抱きしめそうになっちゃったよ!」
友人N:「犯罪! それ、犯罪だから!」
ついに犯罪ですかー。
確かにそうかー。
「自分のトシと現状をうっかり忘れちゃってるこの錯覚、何とかならんものかね」
「常に鏡を目の前に貼り付けるしかないね」
「いや、鏡を見てもさ、謎のフィルターかかっててわかんないんだよね」
「ああ! かかってる! 若き頃の幻フィルター、かかってる!」
などと、常々お互いの衰えぶりを報告し合っているせいか、鋭いNの指摘は当たっているだけに痛い。
そんな我々ですが、大学時代はNと2人で飲みに行くと、店に居合わせた知らない誰かが奢ってくれたりして、バブルと調子に乗っていた時代もあったのです。
光陰矢の如し。
過去の栄光にすがること甚だし。
せめてそのお返しに、今度は下の世代にどーんと奢ってみたいけれど、店長、その財力も無し。
というわけで、店長がどーんと奢れるようになるかどうかは、皆様のお力にかかっております。
お待ちしております♪