おいしい珈琲の入れ方

  • 2010.10.26 Tuesday
  • 17:14
 誰もが知りたいおいしい珈琲の入れ方。

豆の鮮度や種類、器具の種類、お湯の温度、技術的なこと、いろいろあります。
中寿美はペーパードリップで、新鮮な豆を直前に挽いて入れています。
珈琲通のお客様からは、「ぜひネルで」とのご要望もあり、いずれ挑戦したいなと思っています。

珈琲の好みは人それぞれで、こだわりだしたらきりがありません。
でも、大事なコツがひとつあります。
入れるときに、飲む人のことを考えて「おいしくなーれ」と祈るのです。
これも、結構美味しくなるコツの一つと信じている店長。
だって、そうすれば、美味しく飲んで喜んでもらおうと、丁寧にきっちり入れることになるからです。






以前観た映画「かもめ食堂」を思い出します。
フィンランドで一人食堂を始めた主人公が、ある日やってきた男においしく珈琲を入れるコツを教わります。
それは、粉の中央を指で押して、「コピ・ルアック」と唱えて入れること。
コピ・ルアックというのは、珈琲の果実を食べたジャコウネコの排泄物から採った貴重な珈琲豆のことです。
でも、教えてくれた男は言います。
「他人にいれてもらった珈琲はおいしいんだ」。
おいしい珈琲の秘密は、人にいれてもらうこと。
入れてもらった珈琲を、一緒に楽しむ相手がいたら、いっそうおいしくなるはずです。

店内は薪ストーブに火が入りました。
ストーブの火を眺めながらの珈琲で、ちょっと一息してみませんか。

秋の夜長の蓄音機コンサート♪

  • 2010.10.24 Sunday
  • 17:10
 10/23(日)、「秋の夜長の蓄音機コンサート」が終了しました。
冬支度で忙しい山のこの時期、足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。

解説は、キング・レコード録音部やオーディオメーカーの老舗・ラックス株式会社にいらした西澤寧洋さん。現在は、長野市内でインターネットオーディオショツプ・響を経営されています。




中寿美いっぱいに、蓄音機の渋いレコードの音色が響き渡り、レコードからレコードへの合間には、西澤さんの楽しいお話が入ります。
レコードってそうだったのかあ、そんな裏話があるんだ、「へぇ〜!」と思いながら100年以上前の音に耳を傾けます。
今はいつで、ここはどこだろう、という気がしてきます。
最近のレコードになるに従って、音も大きくなるんです。技術の進歩も間近で感じました。

解説をしながら、何度も蓄音機のハンドルを回す西澤さん。
この日のために、たくさんのSPレコードを準備してくださいました。
でも時間がなくて全部は聴けなかったのは残念です。
西澤さん、本当にありがとうございました。



冬支度

  • 2010.10.13 Wednesday
  • 15:50
中寿美の裏庭に、伐採したカラマツが原木の状態で4年間眠っておりました。
「あれ、なんとかしないと」
何度ご近所さんに言われたことでしょう。
早く玉切りして割らないと、虫に食われたり腐ったりしてしまうのです。

今年、ご近所の強力な助っ人を得て、カラマツの山がどんどん薪になっていきました。



これ、全部斧で手で割ったもの。
左の山は、別のご近所さんに教わって、円形薪棚にしました。
雪の重みで崩れないとのこと。中は空洞になってます。


そして、助っ人さんがカラマツを使って薪小屋を造ってくれました。
まだ屋根がついていないので完成ではありませんが、昨日の定休日、そこへ入れる薪を店長も割りました。
もちろん斧で手で割ります!
この日割ったのは、親切な方のご厚意で近所から運んできた広葉樹。
春にカラマツを割ってみたときには、まったくうまくできなかったのですが、今回なんかコツをつかんだ気がします。
剣道部員だった店長、昔取った杵柄?
パッカーン! とうまく割れると、気持ちが良くてやめられません。
目の前にあった大木が、どんどん薪になって片付いていくという、目に見える仕事量って気分が良いです。



積んだ薪、奥行き3列並んでいます。

調子に乗って斧を振り下ろしていたら、作業終了直後に腰に来ました。
一晩明けて、腰痛が治ったら今度は筋肉痛。
翌日に痛むのはまだまだ若い証拠でしょうか。

いろんな方々に助けていただいてできた薪。
あったかいストーブの熱になると思います。

紅葉はじまりました!

  • 2010.10.10 Sunday
  • 09:30

飯綱高原、中寿美周辺の木々は、いよいよ葉っぱが色づいてきました



今はちょうど、一番上は赤、真ん中は黄色、下は緑、と1本の木にグラデーションができています。


こちらは毎年真っ先に赤くなる、テラスの鉢植えのオーロラツリー。




駐車場の脇、今年初めてヤマブドウができました!



野鳥に食べられる前に、ご近所のお料理名人に教わって、美味しいモノを作ります!
あ〜、楽しみだ。

そういえば、今年は駐車場の栗の木にも初めて栗の実がなりました。
春に植えていただいたヤマボウシにもカワイイ赤い実ができました。
「実のなる」年になったらいいなあ。

お嬢 ぎん

  • 2010.10.06 Wednesday
  • 11:50
 cafe中寿美、マスコット犬のぎん(♀)。



飼い主は隣の姉夫婦ですが、平日は、だいたい中寿美で預かっています。
時折、来店したお客様に吠えたりして、ご迷惑をおかけします。

姉夫婦にとっては初めての飼い犬で、川の字で眠ったり、こまめにお風呂に入れたり、おもちゃをいろいろ買ってたり、かなりの溺愛ぶり。
食事の時には、せがむぎんについつい、人間様の食べ物も与えちゃったり。
いい味、覚えてしまっています。

ところが……。
店長がお散歩に連れて行くと、道路で潰れた昆虫の死骸をムシャムシャムシャ……。
散歩というより、匍匐前進で次から次へとペッタンコの獲物を探し回るぎん。
弱ってふらふらと飛ぶスズメバチにまで食らいついていました。

そして先日、がっかりする光景を目にしました。
ケージに取り付けたペットボトルの給水具も、お皿に入れたお水もあるにもかかわらず、なぜかその隣にある植木鉢の受け皿にたまった水を、美味しそうに飲み続けるぎんちゃん

お嬢様のように姉夫婦に育てられているぎん、中寿美ではすっかりゲテモノ食いのワンコになっております。
おなか壊さないでね〜。


「中寿美」の由来

  • 2010.10.01 Friday
  • 12:47
 時々、お客様から店の名前「中寿美」について聞かれます。

「お名前ですか?」
「中華料理店かと思いました」 ()
などなど……。

実は、店長の実家の屋号です。「なかずみ」と読みます。
店長の実家は、南信の田舎で、ご近所のほとんどのお宅に、古くから使われている屋号がついています。
周辺には同じ姓が多く、屋号で呼び合った方がどこの家のことなのかわかりやすいのです。

もともと、店長の姉と二人で喫茶店をやろうと考えていました。
そこで、店の名前を、姉妹の実家の屋号にしてしまおうと、まず名前から決まりました。
結局、店長一人でやることにはなったのですが、今でもときどき姉が手伝ってくれています。
店内では実家の母が作っている裂き織りのグッズも販売。
亡くなった祖母の手編みの膝掛けも置いています。
まさに、「中寿美」女系総出です。
あ、もちろん、父も義兄も草刈りや薪作り、除雪など、力仕事に大活躍。

店の名前を、「中寿美」という実家の屋号にした理由はもう一つ。
祖母が元気だった頃、実家には祖母と茶飲み話をしに、よく人が訪れていました。
小さい頃、体が弱くてしょっちゅう学校を休んだ店長は、いろんな人々が家にやってきては、祖母たちが楽しそうにおしゃべりしているのを聞いていました。
あんなふうに、ご近所や知り合いが、たくさん訪れて楽しんでくれるような店になったらいいなあ。
そんな思いも「中寿美」に込められています。

さて、店長が祖母の域に達するまで、どのぐらいかかるのでしょうか。
おばあちゃん、しっかり見ていてね!

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cafe中寿美

●営業時間        am10:00〜pm6:00   ラストオーダーpm5:30  ●定休日 月曜&火曜   (祝日の場合は翌日)   *冬季(1月〜3月)は   (金)(土)(日)のみ営業

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