7月の予定

  • 2015.06.30 Tuesday
  • 09:09
7月の予定のお知らせです。

7月の休業予定日
 定休日:毎週月曜&第3火曜(祝日の場合は翌日)

76(月)13(月)21(火)22(水)27(月)

7/26(日)は、都合により午後3時半までの営業です。


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ヒマ地獄

  • 2015.06.28 Sunday
  • 08:01
「ヒマ地獄」って知ってますか?
いろんなお店を、ときどき襲う地獄です。
「ときどき」じゃないお店もあるから、ああ恐ろしい。
え? 中寿美は「いつも」だろうって? 
いや、よくわからないんです。
他のお店の「ヒマ地獄」の頻度を、知らないので。

「ヒマ地獄」は、ある時突然やってきます。
それはもう、おそろしい形相で。

「おっ、この店は最近店主が調子に乗っているな」とか、
「おいおい、この店は手を抜いていやがる」とか、
「ここには最近行ってなかったなあ」

なんて、言いながら。
お店が呼んでしまう場合もあれば、ただの気まぐれでやってくることもあります。

「ヒマ地獄」がやってきた店は、それはもうしんどいです。
ヒマだからPCでゲームでもやっちゃおうかな、という程度のヒマではありませんよ。
もう居ても立っても居られないヒマ。
将来を憂うくらいのヒマ。
ネガティブな妄想がいくらでも膨らんでいくヒマ。
それが「ヒマ地獄」。

「ヒマ地獄」の目的は、わかっているんです。
ある時突然やってくる「ヒマ地獄」を、どう耐えるか。どう立ち向かうか。
それを見ているのです。
これまで数々の「ヒマ地獄」を体験して、店長はそう確信しました。
だからこれからも、店長は「ヒマ地獄」と戦います。

あ、ちなみに、店を襲うのは、「ヒマ地獄」だけじゃないんです。
他にもいろんな「○○地獄」というのがいて、いろんなお店を襲うんですよ。
でも、それはまた別の機会に。


 

紫の花シリーズ

  • 2015.06.25 Thursday
  • 10:32
紫色の花が多い今の季節。
中寿美周辺の「紫」集めてみました♪

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あ! これも紫。
 車に貼った交通安全ステッカー。


紫色に囲まれた、梅雨の晴れ間の爽やかな飯綱高原です。




 

独りごと

  • 2015.06.23 Tuesday
  • 10:27
店長が通っていたピアノ教室には、自分の順番を待つ時間をつぶせる漫画がたくさん置いてありました。
当時、店長はまだ保育園児だったので、少女漫画の内容はほとんどわからず、漫画の裏表紙を眺めていました。
そこには、おもちゃのアクセサリーの広告が載っていて、キラキラ光るものが大好きだった幼い店長は、それをずっと見つめながら品定めしていました。

(コレがいいなぁ。すごくキレイ。
 あっ、でもこっちもいいな。
 コレとコレならね、こっちかなあ。
 どっちがいいかなぁ。
 えーと、えーと。
 う〜ん。
 どっちも欲しいなぁ。
 ふみちゃん、迷っちゃうなーハート

そんなことを思いながら、延々と広告を見つめていた店長。
吟味を重ねている店長の横で、突然、他の生徒の付添で来ていた保護者の女性が言いました。

「ふみちゃん、面白いね。いつもそうやって一人でお喋りするの?」

店長は驚きました。
声に出しているつもりが、まったくなかったんです。
自分では、心の中でつぶやいているつもりだったのに、全部声に出してそのまま喋っていたようです。
生まれて初めて、ドッカーンと赤面するような羞恥心を抱いた瞬間。
しかも、自分で自分のことを「私」ではなく「ふみちゃん」と言ってしまったようだ。
この女の人が自分の名前を知っているということは、きっとそうなのだろう。
ああ、なんて恥ずかしいんだ!!
保育園児ではありましたが、穴があったら入りたい、と思いました。
以来、独りごとを言わないように、ものすごく気を付けるようになった店長。

独りごとではなくても、子供って、思ったことをそのまま口に出しがちです。
高校時代にショートカットにした姉も、後ろを歩いている母子に、

子:「お母さん、あの人、男? 女?」
母:「しぃぃぃぃっ!!」

と言われたことがあります。

でも、大人なのに、思ったことをすぐ口に出す人を、よく知っています。
それは店長の夫(助っ人さん)。
店長が先に寝た夜に、助っ人さんだけテレビを見ている夜があります。
寝ている店長を気遣って、テレビのボリュームを最小限にしてくれる優しい助っ人さん。
でも。
店長がウトウトすると、突然聞こえてくるんです。

ぇ〜〜〜!」

助っ人さんが、テレビに向かって感心する声。

ぅ〜〜〜ん」
「……っほぉ〜〜〜!」

いずれも、かなりのボリューム音。
ウトウトしたところで、ビクゥッと起きてしまう店長。
また微妙に間隔をあけているので、余計に気になる。
テレビの音声も、一緒に聞こえた方が寝られそう。

そして時間が経過するほどに、テレビとの会話が増えていきます。

っ! なるほどね!」
っ! そうなの?!」
「ってことはぁ……あー!」
だぁね!」

絶対に、自分の独りごととそのボリュームに、気づいていないに違いない。
ピアノ教室の時の店長と一緒だ。

そして極めつけに、

「……ッ! ……ヒャッハハハァーッ!」

と盛大な笑い声。
もう完全に目が覚める。

年を取ったら、テレビのアナウンサーに挨拶する老人になること、間違いなしの助っ人さんです。


鳥A:「知ってる? 助っ人さんて、車運転する時もずっと独りごと言ってるらしいよ」
鳥B:「ああ、ドライブレコーダーに録音されてて、自分でも驚いたんだってね」




 

しそジュース始めました!

  • 2015.06.20 Saturday
  • 09:45
大変お待たせいたしました。
今年もしそジュースの季節です♪

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まだまだ梅雨の真っただ中ですが、飯綱高原はひんやりと爽やかです。
濃さを増す緑に、しそジュースの赤が映えます。

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ヤマボウシの花としそジュース。
どうぞ召し上がれ。



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恐怖のアリ

  • 2015.06.17 Wednesday
  • 09:50
山に暮らして、毎年初夏に悩むこと。
それは、所構わず出没するアリ。
「アリなんて街にもいるわー」と思うでしょうが、山のアリはその数としつこさが半端じゃないんです。
出現の仕方も、それはもう様々なパターンで登場し、いずれも人間にストレスを与えます。

店長が経験した史上最悪のアリ事件は、2年前の初夏に起こりました。
実は、今になって思うと、予兆はあったのです。
普段は見かけない寝室に、数匹のアリがいたこと。
もうずっと前から、寝室の上のロフトで、謎の白い粉を散見していたこと。
そして事件の数日前、家の外壁を上に向かって、アリの行列が茶色の米粒大のものを大量に運んでいたこと。

そして、とうとうその朝はやってきました。
たまたま外泊して帰宅した店長が、寝室に入ると……

前夕までまったく異常のなかったはずのベッド。
その縦3分の1面と、その脇の床一面に、おびただしい数の羽アリと白い粉が!
みっちりと!
中には羽のないアリも多数。
キャーッギャー

<上から見た図>


不思議なことに、ベッド上のアリと粉は、有る部分と無い部分で、きっちりとラインができています。
おぞましい光景に息をのみながら、視線を上に移す店長。
そこには、ロフトが。
ベッド上に作られたラインは、寝室の上にあるロフトの床が途切れるラインと一致。

<横から見た図>


逃げ出したい気持ちを抑え、自らを奮い立たせて店長はロフトに上がりました。
すると、ロフトにも羽アリと白い粉がてんこ盛り。
さらに奥を調べると、ロフトの壁と床でできた角に、白い砂山のようなものがある……。
なんだこれは。



とりあえず、涙声で助っ人さんに電話した店長。

「寝室に、アリが、すごいいっぱいいるの!泣く

すると、助っ人さん、「ハア? アリくらいいるさ〜」と寝ぼけた声。
自分の目の前に広がる悪夢の光景と、あまりにもかけ離れたのんきな反応に、
涙がスッと引いて、目が三角になった店長。

「いや、尋常じゃない量だから! とにかく、見に来てっ!むきーネコ」。

眠そうにやってきた助っ人さんも、大量のアリを見てさすがに驚いた様子。
なぜか誇らしげに「ホラ! ホラ!」と惨状を案内する店長。

結局、知人の紹介で専門の業者さんに来ていただきました。
幸い、シロアリではなくクロアリだったのですが、壁の中に巣を作っていた模様。
砂山のようになっていた白い粉は、アリ達が巣作りのために壁の中からせっせと運び出した断熱材かなにかの屑。
数日前に目撃した行列が運んでいた茶色の米粒大のものは、おそらく繭。
それが、一斉に羽化したのです。
盛大に。

あの夜、あのベッドで寝ていなくてよかった。
たまたま外泊したけれど、もしそこで寝ていたらと思っただけでゾッとします。

後で調べてみたのですが、クロアリで羽を持つのは、繁殖活動をする女王アリと雄アリのみ。
多くの働きアリはもともと羽がない。
築かれてから何年か経った成熟したアリの巣から、将来の女王アリと雄アリが誕生し、一斉に羽化して空中で交尾(結婚飛行)。
その1回の交尾で得た雄アリの精子を女王アリは一生貯蔵して卵を産み続けるらしい。
交尾を終えて地上に降り立った女王アリは、羽を落とし産卵行動に入り、雄アリは、力尽きて死ぬ。
やっと成虫になった夜にたった一度の交尾を終えて息絶える雄アリ、哀れ……。
昆虫の世界って、雄がだいたい可哀想です。
でも、シングルマザーとして一人生き残り、一生をかけて帝国を築いていく女王アリも大変です。
雄も雌も、みんな大変。

さて、ということは。
この夜、店長の寝室は、アリ達の結婚飛行の会場になっていたということ?
やめてー。
「結婚飛行」なんて名前はステキな響きですが、こちらにとっては大惨事です。
人間の世界も、いろいろ大変なんでございます。
もともとアリ達が住んでいた森に、後から乗り込んだのはこっちの方なのですが、どうか二度と会場になりませんように。
 

人生ゲーム

  • 2015.06.12 Friday
  • 11:34
今年のお正月、姉が突然「人生ゲーム」を買ってきました。
双六で人生の様々な節目を進み、止まったマスの指示に従ってお金を支払ったりもらったりする、あのゲームです。
おかげで店長の実家では、オーバー40の大人たちが、正月早々人生ゲームに興じることになりました。

たかがゲームなのですが、やってみるとそれぞれの性格が出るので、これがなかなか面白い。
姉は、ハイリスクハイリターン路線で度胸があります。
ルーレットでは大金を賭けて、そして当てるギャンブラー。
不思議と、そういう人の方が止まるマス目もラッキーなことが多い。
「カラオケで100点満点! $7000もらう」
とか、
「油田を発見! $80000もらう」
など。
ところが、店長は逆。
所詮ゲームと割り切ってどーんとバクチを打てばいいものを、どうしても手堅く出てしまう小心者。
止まるマス目も、
「逆上がりできない。$2000はらう」
とか、
「夜食の食べ過ぎで太りぎみ。$8000はらう」
とか、支払うマスばかり。
しみったれている。
まるで実生活を象徴している。
そうやって、持ち金がないのに、
「アラスカでオーロラを見る。$12000はらう」
などというマスに止まって、借金を繰り返します。
そして、最後の最後で、よりによって宇宙旅行に行くマス($250000はらう)に止まって、大借金!
手形ばかりを手にする店長を不憫に思い、実家の母は「可哀想……」とつぶやく。
そんな母もゲームの一員なので、「左隣の人と家を交換する」というマスに止まると、容赦なく娘の家を取り上げるのです。
その横では、高額紙幣を手にしてほくそ笑む助っ人さん、それを虎視眈々と狙う父。
義兄はなぜかマイカーに乗せる配偶者に男性を選ぶ。
あんまり面白いんで、冬の間に何回もやってしまいました。

でも、毎回負ける店長は、勝敗の決め方に、どうも納得がいきませんでした。
このゲームの勝敗は、ゴールに到着した時点で手にしている財産、手形、すべてを清算して出した金額で決まります。

人生の成功は、果たして儲けたお金の額で決まるのか?
人生を終えた時、手にした財産を持ってあの世に行けますか?
だいたい、逆上がりができなくても、夜食の食べ過ぎで太っても、実際お金は支払わないよね?
「オーロラを見る」とか「宇宙旅行に行く」とか、
たとえ大金を失ったとしても、そんな経験をした人生は、素晴らしいものではありませんか!
人生のあらゆる事柄を、すべてお金に換算することが間違っている!
フンフンフンッ!

そんなことを、自分のしょぼい金額を計算しながら鼻息荒く訴えると、家族が言いました。
「じゃあ、どんな指標で勝敗を決めるの?」

そ、それは……。
ああ、そうだ! 
「魂の震えポイント」はどうでしょう。
人生は、魂が震えるような経験がどれだけあったかで、その価値が決まるとしたら。
オーロラだって宇宙旅行だって、お金換算の人生ゲームではマイナスポイント。
でも、魂の震え換算ならプラスポイントです。
絶景を目の前にする体験、映画や小説や音楽に感動する心、恋に破れて身を削る思いなども、みんな魂が震えるわけです。
魂の震えは、いいことばかりではなく、心を痛めることもあります。
でもその経験が、他人を思い遣るとか、人に優しくすることに繋がると思うのです。
泣いて笑ってどれだけ魂が震え、その経験でどれだけ成長できたか、それで勝敗が決まる人生ゲーム。

さて、そんな「魂の震えポイント人生ゲーム」、想像してみると……。
あれ?
なんだかぜんぜん盛り上がらなそう。
「どれだけ魂が震えたか」は、「どれだけ儲かったか」に比べて、ゲームとしての面白みに欠けます。
なんだかんだキレイゴト言うくせに、どうもお金の方がテンション上がっちゃう店長。
お金ってスゴイわー。

ゲームではない実際の人生は、魂の震えポイント重視で生きたいものです。


 

Listen to Me

  • 2015.06.10 Wednesday
  • 10:59
評価:
中島ノブユキ
ewe records
¥ 2,353
(2012-04-18)

中島ノブユキのCD「カンチュラーレ(Cancellare)」を購入しました。
高校生の時以来の、「ジャケ買い」です。

ジャケットの絵を見たとき、「自分だ」と思いました。
辛くて悔しくて悲しい思いを抱えて、嘆いていた自分。
きっと、黒くて、醜くて、小さかった。
自分の苦しさを伝えたいのに、誰にも届かないと知っている、あの苦しさ。

この絵を眺めながら、CDを聞いたら、涙がこぼれました。
当時の自分を思い出して。
そして、「あの時の自分、よくがんばったな」と思えました。
ピアノの音色に、苦しかった思いが流されていくような気持ち。

絵の作者は鴨居玲。
タイトルは、「Listen to Me(私の話を聞いてくれ)」。
「カンチュラーレ」はイタリア語で「削除する」だそうです。

うっかり泣いてしまいそうなので、独りで聴きたい感じのCDです。

 

6月9日(火)臨時休業

  • 2015.06.07 Sunday
  • 09:08
6月9日(火)は、都合により臨時休業いたします。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
定休日の月曜日と続けて、8(月)・9(火)と2日連続休業となります。
どうぞよろしくお願いいたします。


6月の花、続々登場。

P6041523.JPG アヤメ
P6051533.JPG ヤマボウシ
P6051535.JPG ミヤコワスレ
P6051527.JPG アマドコロ
P6041526.JPG レンゲツツジ

P6051534.JPG
P6051531.JPG

まいまい堂とオフィスエムの本コーナー

  • 2015.06.03 Wednesday
  • 07:34
café中寿美のカウンター前ににある本のコーナー。




長野市内にある出版社オフィスエムの新刊本と、ブックカフェ「まいまい堂」の扱う古書の販売コーナーです。
先日、素晴らしいチョイスの本たちが届きました〜!

昆虫・植物・料理本など、信州の自然を感じる本ばかり。
森の中の中寿美にピッタリな本が、ズラッと並びました。

中でも店長のお勧めは、「光と影 私の点描画」。

美しい点描画とともに、著者の昆虫を見つめる世界が描かれています。
1つの点描画に1つのストーリー。
何気なく開いたページに、最近よく見かけて気になっていた毛虫が載っていて、出会いを感じてしまいました。
出会いたくないけれど。

こちらもお勧め。

「ときめくチョウ図鑑」。
ちゃんと幼虫も載っていて、ときめきます。ドッキーン。

嫌い嫌いも好きのうち。
美しく、グロテスクで、深い深い不思議な昆虫の世界。
これからの季節、今年もきっとたくさんの昆虫たちと出会うはず。
一家に一冊いかがでしょうか?



 

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cafe中寿美

●営業時間        am10:00〜pm6:00   ラストオーダーpm5:30  ●定休日 月曜&火曜   (祝日の場合は翌日)   *冬季(1月〜3月)は   (金)(土)(日)のみ営業

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