3月の予定
- 2017.02.27 Monday
- 07:12
3月の営業日のお知らせです。
☆3月の営業日☆ 冬季(1月〜3月)は金・土・日祝のみ営業
3/3(金)・4(土)・5(日)
10(金)・11(土)・12(日)
17(金)・18(土)・19(日)・20(月祝)
24(金)・25(土)・26(日)・31(金)
※3/3(金)は、都合によりpm1:00からの営業となります。
- お知らせ
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3月の営業日のお知らせです。
☆3月の営業日☆ 冬季(1月〜3月)は金・土・日祝のみ営業
3/3(金)・4(土)・5(日)
10(金)・11(土)・12(日)
17(金)・18(土)・19(日)・20(月祝)
24(金)・25(土)・26(日)・31(金)
※3/3(金)は、都合によりpm1:00からの営業となります。
昨日行った美容院で、またもやいわゆるファッション誌を手に取ってしまいました(2016年1月29日のブログ「STORYと手帖の間」参照)。
それは、初めて手に取った『美ST』。
表紙の見出しに、『40代が24時間でキレイになる65の方法』とあったからです。
もうこの見出しだけで、ツッコミどころ満載。
まず、「65も?!」と思ってしまった40代真っ盛りの卑屈な店長。
40代がキレイになるには、65もの方法が必要なのだな?
しかもそれを24時間でやれと?
1つの方法にどれだけ時間がかかるか知らないけれど、徹夜でやっても1時間に2つか3つの方法はこなさなければならない。
この年で徹夜したら、それだけでもう「キレイ」とは程遠い仕上がりになりますよね?
あ!
ということは、もしかして、小手先のテクニックではないのだな?
24時間で65もの方法をやれというからには、アレだ、精神論か!
「働くあなたは美しい」とか、「自分の人生を生きましょう」とか、「靴を揃えましょう」とか?
そうか『美ST』め、ガチガチのファッション誌と見せかけて、実は広告無しの骨太雑誌なのか?
表紙を眺めただけで、これだけのことを考える素直じゃない店長。
なんだかんだ言ってキレイになりたい気持ちを捨てきれないので、「それじゃあ、その65の方法、見せて頂こうではありませんか」と期待と疑いを抱きながら、やっとページをめくります。
すると。
そこには、美顔美肌美スタイルを作るための方法が列挙され、1つの方法ごとに、それぞれ美容関連商品の紹介が……。
スクラブ、オイル、クリーム、パックにエステ、あらゆる美容グッズが「うるおい補給」「デトックス」「ダイエット」「リフトアップ」などという言葉と共に、数ページにわたってちりばめられておりました。
方法は65だけれども、紹介されている商品はざっと100個くらい。
うーん。思いっきり小手先な印象。
そして、ガッチガチのスポンサーが付いていそう。
『美ST』のキャッチフレーズは、
「美しい40代に本当に必要なのは、衣食住より美・食・習!」
だそうですが、衣食住の方が死活問題な店長、どうやら美ST的「美しい40代」にはなれない……。
衣食住が断然重要な40代のための雑誌『中寿美ST』、作ろうかなあと思ってしまう店長です。
あるカップルのお話です。
*
彼の名は、太郎さん。彼女の名は、花子さん。
2人が結婚する前の交際期間、花子さんは貧乏生活をしていました。
主食はパン耳、嗜好品は断念、毎月の光熱費の請求額を前月よりもいかに少なくするかに情熱を注いでいた節約生活真っ最中。
デートで外食する際は、いつも太郎さんがご馳走してくれました。
でも、花子さんは自分の手料理も振舞いたい。
恋する女のパワーはすごいので、限られた食材で、喜んでもらえる料理を作る術を、花子さんはその時期に得ることができました。
すると、その手料理に感激した太郎さんは、お金を払うと言い出しました。
もちろん断った花子さん。
でも、せめて500円払うと言って引き下がらない太郎さん。
それでも受け取る気はない花子さん。
宙に浮いてしまった500円。
そこで、花子さんの手料理を食べるたびに太郎さんは、『太郎貯金』として、毎回500円を袋に貯めることにしたのです。
また、太郎さんは器用で、ちょっとした棚や建て付けの不具合など、パパッと作ったり、直したりしてくれました。
本来業者さんに頼むとしたら、材料費とは別に、けっこうな工賃がかかるはず。
花子さんは、きちんと工賃相当のお礼をしたい、と言いました。
すると、「じゃあ、それも貯金しよう」と太郎さん。
今度は、太郎さんへの工賃相当額を、花子さんが『花子貯金』として、貯めることになりました。
こうして2人の間で、『太郎貯金』と『花子貯金』という2つの貯金袋ができあがり。
さあ、そんな双方の貯金が、1年経過してみると、かなりの額に。
ちょっと遠くへ、2人で出かける旅費くらいにはなるのです。
交際中は、この2つの貯金のおかげで、2人で出かける際の費用を心配することはありませんでした。
さて、めでたく2人は結婚し、2つの貯金袋は消えました。
お財布は一緒になるので、花子さんがご飯を作っても、太郎さんが何かを作ったり直したりしても、当然ながらお金のやり取りは発生しません。
お出かけする際の費用も、日々の生活に追われると捻出するのに一苦労です。
結婚してとても幸せになった花子さんですが、ときおり、あの2つの貯金生活を懐かしく思い出すそうです。
何かをしてもらった感謝の気持ちを、きちんと形にしていたあの頃。
どれぐらい助かったか、貯まった金額で実感できたあの頃。
お金も、いい仕事をするものです。
*
家族という身近な人に対しては、つい、やってもらって当たり前と思ってしまいがち。
そういえば、店長宅のトイレの格言にも、こうあります。
「ときおり来て涙を流してくれる人よりも
いつもそばにいて汗を流してくれる人にもっと感謝しなさい」
いつも家族に「ありがとう」、忘れちゃいかんなー、と思う店長です。
2月18日(土)は、都合により、
pm4:00までの営業(ラストオーダー3時半)となります。
2月19日(日)は、貸切のため、
pm5:00までの営業(ラストオーダー4時半)となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ご近所を散歩していた時のこと。
以前も出会った犬の散歩中のおじさまに出会いました(2011年1026日のブログ『おばちゃんと呼ばれて』参照)。
すれ違うだいぶ前から、店長の存在に気付いて、いわゆる「犬好きセンサー」を発動しているワンコ。
「犬好きセンサー」とは、勝手に店長が命名した「犬が、犬好きの人間を察知する能力」のことで、これが発動されると、犬は見つけた対象である犬好き人間をじっと凝視します。これホント。
可愛いワンコの熱烈な「犬好きセンサー」を浴びて萌えながら、
「おはようございます〜」
と店長が挨拶すると、おじさまも挨拶を返してくれて、続けてワンコに向かって言いました。
「ホラ、オネエチャンが挨拶してくれたよ」
!!!
以前は、店長のことを『オバチャン』と称したはずのこのおじさま。
あれから数年以上経過しているから、店長、さらに『オバチャン』になっているはずなのに。おかしい……。
さらに、当時は「ワンコ目線なら『オバチャン』でも致し方なし」と納得しようとしたけれども、あの時連れていたワンコは14歳で、人間年齢だと70歳になるから「ワンコ目線」だとしても微妙、とフクザツな心持になった店長。
でも、今回連れているワンコは代替わりして若く、おそらく2、3歳。
その若いワンコ目線でも『オネエチャン』だなんて。
店長、若返った?
それとも、おじさまの方に何か変化が?
まさかとは思うけれども、店長のこのブログ、読んだなんてことは……。
え、えーと、以前のブログはまったく悪気はないんです。実際、「オバチャン」ですから「オバチャン」で全然OK。ただのネタですから。
もし読んでいらして、気を遣わせてしまったとしたら、ホントすみません。
『オバチャン』と称された時には、「オジサン」と表記していたくせに、『オネエチャン』と称されたとたんに「おじさま」と変えて、慌てて気を遣ってみる姑息な店長です。
↓飯縄山
今朝の積雪、約30センチ。
午前7時半に、全面除雪終了です。
午前8時の気温、-6℃。
今日も頑張ったワドー君。
そして、今日も頑張った我が家のアイドル、フジイ君。
カメラ目線です(多分)。
雪降った後の快晴、本当に気持ちがいいです。
↓中寿美玄関より。
↓中寿美目の前の「一の鳥居苑地」。
中寿美駐車場の雪壁も、高くなりました。
道路沿いの看板が、ほぼ埋まっています。
雪景色を眺めながらの中寿美珈琲、いかがでしょうか♪
今日も白い景色の中でお待ちしております。
「大雪! 大雪!」と天気予報のニュースが流れるので、かなりイメージトレーニングを重ねて迎えた今朝ですが、積雪15cmといったところでしょうか。
8時までバンバン降りしきっていましたが、今は晴れています。
今朝9時半の気温、-4℃。
明日も天気予報は雪マーク。
フジイ君が今のところ快調で、ホントに嬉しい……。
雪景色とともに、今週末もお待ちしております♪
店長は、方向音痴です。
たとえば、デパート内のひとつの店に入ると、通路に出る時には自分がどちらの方向から来たか、わからなくなることがあります。
ある程度限定された空間の中にポンと入り、一定時間を過ごして、しかもその中でぐるぐると動き回ると、そこへ至るまでの方向感覚があやふやになってしまうのです。
目をつぶってぐるぐると回ったら、スイカの位置がわからなくなるスイカ割りの時みたいな、そんな感じ。
自分が方向音痴だと気づいたのは、小学校6年生の時でした。
生まれ育ったのは、「田んぼと畑とまばらな住宅、いつも遠くに見える高い山」という田舎だったので、それまで方向を見失うような環境にはなかったのです。
だから、小学校6年生の修学旅行で訪れた東京で、迷子になりました。
当時の修学旅行は、見学場所になぜか後楽園遊園地が入っていて、しかも自由行動で、集合時間までの間、グループ単位でアトラクションを楽しむことができました。
「トイレに行く場合でも、必ず1人になることがないように」と、引率の先生達からきつく注意がありました。
そして、数人で同じ乗り物を楽しんでいた時、店長はトイレに行きたくなりました。
絶対に1人になってはいけない、と言われていたため、その場にいたクラスメイトに同行者を募ったところ、2人の女子が一緒に行ってくれました。
3人でトイレに行き、店長が用を足してトイレから出ると、同行者2名はいなくなっていました。
しばらく待ってみましたが、トイレの中にも周囲にも、彼女たちの姿は見えません。
今思うと、普段仲が良かったわけではない2人だったし、おそらく店長は、ちょっとしたイジワルをされたのです。
ただ、彼女たちの想像以上に店長が方向音痴だったために、事態が大きくなってしまいました。
トイレから出た店長は、自分がどちらの方向から来たのか、まったくわからなくなっていました。
直前に遊んでいた乗り物が、どの方向にあったのか、どういう経路でトイレまで来たのか、全然覚えていませんでした。
「こっちかな?」と足を踏み出した方向は、おそらく正反対で、間違いに気づいて戻ろうと思った時には、トイレの場所もわからなくなっていました。
探せば探すほど、焦れば焦るほど、見覚えのある風景が見つからない。
そうこうするうちに、集合時間が迫って心臓がバクバクと鳴り出し、そしてついに集合時間が過ぎた時には、自分の心臓の音しか耳に入りませんでした。
どれぐらい迷っていたのか、気づくと目の前の人混みの中に、引率の先生がいました。
別のクラスの担任の、普段は厳しい年配の男の先生です。
ものすごくホッとして、思わず涙が出そうになりながら、「ああ、どうしよう、叱られるかも」と思った店長ですが、先生はすぐに店長の手を取り、ギュッと握ったまま、「よかった。もう大丈夫だぞ」と繰り返し言いながら、クラス全員が待つ集合場所へと連れて行ってくれました。
あの時の先生の強い手の感触を、今でも覚えています。
さて、生徒全員が「店長待ち」で体育座りしているところへ、先生に手を引かれて登場した小学校6年の店長(しかも店長、すでに160cm近い高身長)。
さすがに恥ずかしく申し訳なかったのですが、先生もクラスメイトも誰も怒らず文句を言うこともなく、迷子になった理由を問われることもないまま、修学旅行は続行されました。
店長自身も、もう本当に恥ずかしくて申し訳なくて、迷子の一件は一切話すことはしませんでした。
トイレに同行した女子達から置いてけぼりにされたという、自分に向けられた小さな悪意も、トゲのようにチクチクと痛んで、早く忘れたかったのかもしれません。
でもまあ、自分が方向音痴でさえなければ、こんな騒ぎにはならなかったわけなのですが。
そして、他に目立ったトラブルはなく一泊二日の修学旅行は終了し、学校に戻って来た店長たち御一行。
学校関係者やお迎えに来た保護者たちを前に、生徒を代表して帰還の挨拶をするのは、当時児童会長だった店長。
ただ1人迷子になって全員を待たせ、大いに迷惑と心配をかけ、先生に手を引かれて連れ戻された店長が、
「全員無事行ってまいりました!」
と挨拶をしたのです。
これ以上の恥があるだろうかと、小学校6年の店長は思いました。
あいさつ文は事前に用意して暗記したものだし、「全員無事行ってまいりました」の部分は何をどう変えようにも、言わなくてはならない重要な一言で、アドリブが効くほどの才覚もなく、差し替えることはできませんでした。
自分でそのフレーズを言いながら、本当に情けなかったです。
あの時はみんなに多大なご迷惑をおかけしたなあ、と今でもよく思い出します。
とくに、引率の先生たちはさぞかし肝を冷やしただろうと思うのです。
当時の先生たちの気持ちを思うと、胃がキューっとします。
そして、店長を見つけてくれた今は亡きあの先生に、「ありがとうございました」と伝えたくなる店長です。
お天気の良い週末が続いていて、しっかりとした装備の登山者が、毎日何組も一の鳥居苑地の森を歩いている姿が見られます。
中寿美にも、飯縄山登山のお帰りに立ち寄ってくださるお客様が多いです。
下山後のお客様は、体を使った後の適度な疲労を滲ませながらも、皆さんとても良いお顔をされています。
そして、登山靴に付いた雪が店内に入るのを気にして謝ってくださったり、装備や荷物が場所をとるのを恐縮されたり、とにかく感じの良い方ばかり。
冬の中寿美の常連様たちと言葉を交わしたり、他のグループと情報交換等されたり。
山に登る方々は、礼儀正しく気さくな方が多いのか、それとも「山」がそうさせているのか。
それにしても、近ごろの山支度は、カッコイイですね。
男性も女性も、年齢にかかわらず、垢抜けていて本当に生き生きしているように見えます。
「山に登る」という行為自体が、人を若く輝かせているとは思うのですが、装備もきっと影響大です。
あ、あと、中寿美珈琲も、少しは影響あるかも?
というわけで、山の装備はぜひ専門店へ。
とくに友人が店長をつとめる某Iスポーツ(ICI石井スポーツです!)へ♪
登山靴も登山服もザックも、スキーもスキーウェアもヘルメットもグローブもフリースもサポーターも下着も、我が家はみんな某Iスポーツ。
記念日のプレゼントも、たいてい某Iスポーツ。
だって知識豊富なスタッフさんが、しっかりアドバイスしてくれるんだもの。
山に登る方も、登らない方も、薪ストーブの炎がゆらめく冬の中寿美へぜひどうぞ。
美味しい珈琲をご用意して、今日もお店でお待ちしております♪
ある日の開店時間直前のこと。
カウンターで店の準備をしていると、玄関先で物音がして、扉の前に大きな人影が目に入りました。
その人物は、不自然なカツラをかぶっていて、すぐに店内に入らず、入口で何やら呟きながら腰をかがめ、広げた左右の手のひらを突き出して、交互に前後に動かしている……。
(うわーっ、ヤバイヤバイヤバイ! なんかヘンな人来た!)
瞬間的に店長は思いました。
1人で店をやっていると、たまにチョッピリ風変りな方がやってくることもあります。
警戒心は常に抱いているのですが、この日の訪問者は明らかに挙動が不審で、しかもうつむいているため、顔もよく見えません。
店長が、非常用に携帯電話を確保しようとしたとき、
「どすこい! どすこい!」
と呟きながら、扉を開けて店内に入って来た不審者。
その全貌が明らかになったわけですが……。
ちょんまげのカツラに関取の肉襦袢を着込んだ、隣に住む義兄です……。
羽織っているのは、急きょ実家から送ってもらったという羽織(この日は着ていないけれども浴衣も送ってもらったそう)。
なんでも、職場で催される節分の豆まき行事に、このいでたちで盛り上げるそうで。
そういえば、義兄は昨年の職場の忘年会では、一人一芸でマイケルジャクソンを披露したんだっけ。
職場で「一人一芸」が慣例だなんて、店長だったら転職を検討する第一理由になりそうですが、義兄にとっては違うらしい。
あの時も、クルクルパーマのカツラに黒ハット、サングラスと高い付鼻、白手袋を着用の上café中寿美に登場し、気合の入った練習の成果を見せてくれた義兄。
義兄マイケルは、「どうも、マイケルジャクソンです」と店内に入ってくるなり、自分で編集したCDを「これかけて」と差し出し、『Beat it』に乗せて、一切照れることなく最後まで微妙な(でもヘタではない)ダンスを披露してくれました。
店長たちが呆気にとられる中、終始一貫して完全にマイケルになりきるその姿に、感動すら覚えました。
常人であれば、周囲の反応を気にして、どこかに「照れ」が出てしまうもの。ところが義兄にはそれが一切ない。
場の空気を感じ取らない、読まない、気にしない、というのは、ある種の才能です。
実際、本番では職場の半分以上の人が、最後まで義兄だと気づかず、中には余興に特別に呼ばれた芸人さんだと思った人もいたそう。すごい。
このブログに書くのも、写真も顔出しOKというから、本当にすごい。
普段の、真面目で優しく静かな義兄からは、想像できなかった一面。
人って本当に面白いです。
これからも、義兄のパフォーマンスに大いに期待する店長です。